はじめまして。

大町法律事務所の代表弁護士(といっても弁護士ひとりの小さな事務所ですが)の小田嶋です。
ホームページのリニューアルに伴い、ときどきコラムを書いてみることにしましたので、宜しくお願いします。

さて、今年はコロナのせいで、様々な変化がありました。
当事務所でも、打合せ室にアクリル板の仕切りを置いたり、
オンライン相談(zoom、LINE)を導入しました。
昔風に言えばテレビ電話ですね。
導入する前はどうかなあ、と思っていたのですが、
相談者の表情が見えるし、書類も拝見できるので、思ったより相談しやすいです。
相談されるお客様にとっても、顔が見えた方が話しやすい、というのはあるようです。

裁判所の期日も、事件によってはオンラインが導入されて、
事務所に居ながらにして期日に出頭できるようになりました。
一方で、書類の提出は、押印した原本が必要な場合が多いので(FAXで足りる場合もありますが)、
完全なリモートワーク化というのは現状、難しいところです。

ところで、コロナの影響として、離婚が増加するのでは無いか、と言われていましたが、
今のところ、むしろ減っているようです。
→コロナで離婚、増加せず 厚労省統計、1万組超減(共同通信)
https://this.kiji.is/671632988170912865
コロナで助け合う中、夫婦の絆が強くなった、という話も聞きますが、
これほど件数が減るというほどでもないような気がします。
今後の生活や経済的な面での不安があって、離婚したいけど踏み出せない、という事情もあるように思います。

確かに、離婚するとなると、それまで1つの世帯だったものが2つに別れるわけですから、
当然、かかるお金も増えますし、それまでの生活レベルを維持するのは難しいかもしれません。

しかし、ずるずると婚姻生活を続けているよりは、新しい人生のスタートを切った方が良い場合もあります。

どのタイミングで離婚に踏み切るかは人それぞれですが、
早い段階で弁護士に相談しておいた方が良い場合があります。

まだ検討中で相手にも話していない、家庭内別居中だ、既に別居した…
段階に応じて、やっておけば良いことがあったりしますので、相談いただければいろいろアドバイスできます。

面談の方が、受け取る情報量、皆さまも安心の度合いも強いように感じますが、前出のオンライン相談もご利用いただけます。
面談、オンラインとも、30分1,000円(税別)でお請けしておりますので、お気軽にご相談ください。